研究室概要

 当研究室は電気通信大学総合情報学科経営情報学コースに所属しています.内海研究室では「ことば」を基に2つの軸に着目して研究を行なっています.
 一つは人は「ことば」をどのように理解しているのかを認知科学的な側面から追求する「言語認知科学」です.特に比喩,皮肉,ユーモアなどに着目した研究が盛んに行われています.
 もう一つの軸は「ことば」を機械的に処理することにより,有用な情報を見つけ出す「言語情報科学」です.特に検索結果を自動的に分類しよりユーザが欲しい情報を見つけ出す手助けをしてくれる,クラスタリング.多数の文章のなかから重要なところだけを抽出する重要文抽出が盛んに行われています.
 また,本研究室では学生の自主性を尊重しており,さまざまな研究テーマで学生が切磋琢磨しています.


言語認知科学からのアプローチ
自然言語は他のあらゆる言語(動物の用いる言語や人工言語)にはない 文脈依存性(状況に応じて同一の表現が異なる意味を持つという性質)や 非字義性(言外の意味を持つという性質)を有している. そこで,比喩,アイロニー(皮肉),ユーモアなどの非字義的(修辞的) な表現を主な対象として,以下に示すような認知・計算モデルの研究を行っている.

言語認知科学の主要テーマ

言語情報処理からのアプローチ
近年のインターネットの爆発的な普及に伴い,ことばによるテキスト情報の効率的な処理 の必要性が急速に高まっている.そこで,テキストの自動要約を中心に言語情報処理の研究を行っている.自動要約については,話のつながり(結束性)を保持した一貫性のある要約を作成する 研究や,テキスト構造を利用した対話記事の要約などを行っている. さらに,さまざまな視点からの要約や,ユーザ特性を考慮した(感性)情報検索, WWWを利用した心理実験システムの構築などに着手し始めている.
言語情報処理の主要テーマ